時代ともに需要拡大

以前は運送業(トラックのドライバーや宅配業者)やビルメンテナンス業などでよく使われていましたが、1990年代のカジュアルフライデー以降2005年環境省が提唱したクールビズファツションや2011年になってからの節電対策や「スーパークールビズ」などで官庁や企業でも着用するのが一般的になってきました。
また、女性用の事務服としてブラウスの代わりにポロシャツ(男女兼用サイズではなく女性用サイズ規格の商品)をユニフォームウエアとして支給する企業も年々増加の傾向にあります。
今では第二次産業より第三次産業の方が需要も多く、スーパーマーケットやコンビニエンスストアーなどの小売業、ゲームセンター、パチンコ店などの娯楽、医療や福祉、介護、ファーストフード店や居酒屋の飲食業……など数えきれないくらいの職種に採用されています。
さらに2011年には、吸汗速乾素材を使った「ビズポロ」(襟の部分が通常のポロシャツより硬く、ネクタイも締めやすい)が注目され一般衣料やユニフォームでも売り切れが続出するほどの社会現象にもなりました。

企業オリジナリティの演出も可能!

ブランド物のポロシャツには、胸に「ワニ」や「ペンギン」のマークがあるように企業のユニフォームにも社名やロゴマークを付けたいという要望も多く、ワッペンや刺繍などの加工をすれば、他社のユニフォームとも差別化もでき高級感も増します。
最近では、ポロシャツの上からブレザー等を組み合わせて着用することもあり、近年は学校(中学・高校)の制服に採用されることもあります。