吸汗速乾製品の「後加工」について

機能性の高い、吸汗速乾のポロシャツを作る際に、織り方や糸で吸汗速乾性能を高める場合もありますが、糸が出来上がってからの後加工で、吸汗速乾性能を高める場合もあります。
通常、水分を吸収しないポリエステル糸の様な糸に特殊な後加工を施して、親水性を高めた糸で作った吸汗速乾のポロシャツがあります。
親水性を高める事で、水分の浸透性が上がり、糸が汗を素早く吸収し拡散させることによって、速乾性が高まります。
汗による、不快なべたつきを防ぐことにより、常にサラッとした着心地でご着用いただけます。

吸汗速乾ポロシャツがユニフォームとしても人気がある理由!

吸汗速乾の後加工を施した、ポロシャツは夏の作業服やユニフォーム、スポーツウェアとしても、広く使われております。
サラッとした着心地はもちろんですが、親水性が高いということは、汚れに関しても、通常のポリエステル糸と比べると落ちやすいというデータもございます。
素材の特性にはなるのですが、親水性が高い素材ほど、汚れが付着しやすく、汚れが落ちやすい特性がありまして、逆に親水性が低い素材ほど、 汚れは付着しにくくなるのですが、汚れが付いてしまうと、汚れが落ちにくいという特性があります。
具体的な素材でいうと綿素材は親水性が高く、ポリエステルやナイロンの様な化繊の素材だと、親水性が、低い素材素材になりますが、 吸汗速乾の後加工をする事で、素材の特性上の親水性のデメリットを改良した様な、ハイテク加工になります。